AI技術の発展によりメモリー需要が急速に拡大する中、安定したサプライチェーンの確保に向けたグローバル協力の重要性が高まっている。これを受け、SKハイニックスは日本の主要協力会社と事業の方向性を共有し、パートナーシップを一層強化するための場を設けた。
10月29日、千葉県で開かれた「パートナーズデー」には、日本の主要ビジネスパートナー20社余りのトップ経営陣が一堂に会した。今回のイベントには、信越化学、SUMCO、JSR、ナミックスなどの素材メーカー、東京エレクトロン、SCREENホールディングスなどの装置メーカー、ディスコ、アドバンテストなどの後工程・テスト企業、さらに部品・インフラ企業まで、5分野のパートナー企業が参加した。
SKハイニックスは毎年、韓国国内の主要協力会社の経営陣を招き、事業の方向性や技術ビジョンを共有してきたが、これを日本で開催するのは今回が初めてである。特別な意味を持つ場であるだけに、当日は李秉起(イ・ビョンギ)量産総括(CPO)、姜有鍾(カン・ユジョン)副社長(購買部門長)、崔宇鎮(チェ・ウジン)副社長(P&T部門長)をはじめとする主要経営陣と実務陣が多数出席した。
イベントは姜有鍾副社長の歓迎の挨拶で幕を開け、信越化学の秋谷文男取締役会議長による祝辞が続いた。その後、李炫澈(イ・ヒョンチョル)副社長(購買戦略担当)が事業の現状と中長期的な事業の方向性を共有し、李聖勲(イ・ソンフン)副社長(R&D工程担当)が現在開発中の主要技術と今後の技術開発ロードマップを詳しく紹介した。協力会社が需要を事前に見極め、設備投資や生産能力の確保に乗り出せるよう、必要な情報を一歩先んじて共有したものである。SKハイニックスは今後もこのような緊密なコミュニケーションを通じて、日本のパートナー企業との供給網の安定性を高めていく計画だ。
李秉起量産総括(CPO)は「日韓両国は相互補完的な関係にある」と述べたうえで、「日本の協力会社の能力は、SKハイニックスの技術競争力を高める核となる要素であるだけに、両国の半導体エコシステムが共に成長できるよう、協力を拡大していく」と語った。
姜有鍾副社長(購買部門長)は「素材・部品・装置のパートナー企業との緊密な協力が、AI時代の半導体競争力そのものだ」と述べ、「日本のパートナー企業と『ワンチーム』で次世代技術の課題に対応し、技術革新と安定した供給能力を共に確保して、AIメモリー市場の成長を支えていく」と明らかにした。
東京エレクトロンの石田博之副社長(COO)は「AIの発展に伴い、メモリーの製造工程はかつてない速さで高度化している」と述べ、「世界の半導体産業を牽引する重要な地域の一つである韓国でも、こうした技術革新が加速している」と語った。
続けて「SKハイニックスと中長期ロードマップを早期に共有し、経営レベルで緊密な対話を継続できる点は、当社の技術開発と投資判断の大きな基盤となる」とし、「それぞれの強みを生かして技術的課題を共有し、共に成長できる関係をさらに深めていく」と付け加えた。また「今後も開発の初期段階から共に力を尽くし、AI時代の半導体製造を支えていく」と明らかにした。

