KOTRA・JETRO・ソウル大専門家とともに日韓半導体産業の協力策を議論
SK Japan株式会社のユン・ホンソン代表取締役は、10月1日に福岡のマリンメッセ福岡で開かれた「第3回九州半導体産業展」に出席し、日韓半導体産業の協力と両国経済の新たな成長の方向性を示した。
ユン代表は同日午前に行われた特別セミナー「日韓半導体産業協力セミナー」に主要講演者として登壇した。同セミナーは、日韓半導体産業の協力の可能性を展望し、両国間の産業・技術協力の拡大策を議論するために設けられた。
セミナーは、パク・ヨンミンKOTRA日本地域本部長の祝辞で幕を開け、ユン・ホンソンSK Japan代表、安藤雅巳JETROソウル事務所長、クォン・ホヨプ ソウル大学システム半導体産業振興センター 産学連携重点教授が順に発表する形で進められた。
ユン代表は「新たな成長に向けた日韓経済連携 ― なぜ日韓は協力すべきか」をテーマに発表した。特に半導体産業で見られた両国間の協力事例を踏まえ、日韓両国がそれぞれの強みを組み合わせて新たな成長の機会を創出していく必要性を強調した。
今回のセミナーは、日韓半導体産業を取り巻く産業界、両国の主要支援機関、専門家が一堂に会し、協力の方向性を議論したという点で意義がある。特に、韓国の半導体製造・メモリーの競争力と、日本の素材・部品・装置および製造エコシステムが相互補完的な関係を築けば、グローバルな半導体サプライチェーンの変化に共同で対応しながら新たなビジネス機会を創出できるという点に関心が集まった。
今年の第3回[九州]半導体産業展は、9月30日から10月1日まで福岡のマリンメッセ福岡A・B館で開催された。会期中は半導体関連の企業や機関が参加して最新技術や産業動向を共有したほか、JETROとKOTRAが共同で、韓国半導体企業と日本企業とのビジネスマッチングプログラムも実施した。同プログラムには韓国の半導体関連企業14社が参加し、日本企業や研究機関との協力の可能性を探った。
ユン代表の今回の発表は、こうした日韓半導体産業協力の動きの中で、両国の協力を個別企業間の取引にとどまらず、産業エコシステムのレベルでの経済連帯へと拡大すべきだという方向性を示した点で注目される。
SK Japanは今後も、韓国と日本両国の技術力と産業力を結びつけ、半導体をはじめとする先端産業分野で、両国企業間の実質的な協力機会を拡大していく計画だ。